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ダライのノーベル平和賞受賞のスピーチでは非暴力主義に関して以下のように述べている
私はこの賞を、非暴力の活動をもって変革をめざすという現代的伝統の基礎を築いた人物 、マハトマ・ガンジーへの賛辞としてお受けします。ガンジーの一生は、私に多くを教え励ましてくれるものでした。
ガンディ氏とダライでは話が非暴力主義の内容に大きな隔たりがあることを説明したい。
ダライラマの政治闘争の歴史は、ガンディー氏と比較すれば暴力に満ち溢れている。
1956年の「チベット動乱」において、
ダライは「暴力をやめるように」とは指導していない。
ガンディー氏が”暴力を制止した”非暴力であることに比肩すれば、明らかに非暴力性において程度が低いのは判るだろう。
1959年の「チベット蜂起」についても、上記と同じように、ダライは暴力行為を諌めた発言はしていない。
つい最近、フランスメディアの報道で以下のような話が暴露されている
1959年の「チベット蜂起」についても、上記と同じように、ダライは暴力行為を諌めた発言はしていない。
つい最近、フランスメディアの報道で以下のような話が暴露されている
<ダライ・ラマ>仏テレビが異例の批判、CIAとの関係も―中国メディア(レコードチャイナ)要約すれば
「政治不干渉の宗教的指導者」と称する彼の矛盾した言動に注目。今年の訪仏前に「政治的活動は行わない」とマスコミに宣言しながら、訪仏後は上院議員30人を前に「中国のチベット弾圧」を訴え、同国政界の反中感情を煽っていた。
チベットの歴史に関しては、14世紀以降のチベットの世界から取り残された封建的統治について紹介し、ダライ・ラマが逃亡するまで同地で行っていた専制政治についても詳しく説明していた。
ダライ・ラマと米CIAとの深い関係についても番組は暴露しており、1956年から1973年まで毎年130万ドル以上の金銭的援助をCIAから受けていたと報道。米国には彼を支援する富豪が多く、毎年60万ドルを彼に渡す者もいるため、「ダライ・ラマは大富豪だ」と視聴者に訴えていた。
このゴシップ報道の真贋は不明だが、冷戦時代の中国はアメリカの標的であり、CIAが盛んにチベットに
武器供給していたことはアメリカ政府も否定しない事実である。
同時に、ダライラマ支持者の富豪について実名が幾人が出ているのである。
ダライラマの人脈はガンディ・キング牧師のような下層民との関係ではなく、
各国のセレブ・実力者とのパイプがほとんどであることも大きな違いだろう。
(むしろ、ダライは世俗的メディアを駆使する扇動家のような側面が強いというべきだろう)
このような素地がガンディー氏にはゴシップにしても見当たらない。
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